来週からクリスマスに入り、私が勤めているピザ屋も一年で一番忙しい時節となります。隣のケーキ屋さんも一緒です。本来はイエスキリストの生誕を祝うものであったのに、クリスチャンでない方もクリスマスクリスマスと言い、お祭りになりましたね。
私は高校時代にクリスチャンになり、聖書を読み讃美歌を歌い祈りました。高校3年の夏休みには信州の白馬で聖会があり参加しました。一般の教会とは違い、結構に活発なグループで、聖会では火渡りや滝浴びもしました。
その聖会の帰りに姉がいる大阪へ行き、近くにいい先生がおられると勧められ桜井先生のお宅を訪問しました。先生は私が行っていたキリスト教のグループの№2だったのですが、疑問を感じられ飛び出して1人で伝導をされていたのです。
先生は私が何か社会活動家のようなことをしたいと言ったら、「組織の歯車になるよりも、社会の片隅でもいいから君の周りを明るくする”一隅を照らす”生き方も素晴らしいんだよ。せっかくお父さんが築かれた店があるから、それをやったがいいよ。」と言われ、家業をしようと決めたのです。
今は亡き先生ですが、あの時の言葉が今でも私の心の中に残っています。今は、クリスチャンではなく、神様は自分の心の中にいるという考え方に近いかと思いますが、あの高校の時の気持ちにいつでも帰れるような気もする今日この頃です。