起きたことすべていいんだ!

昨年の10月15日に書いた記事を修正しました。

 

昔、「口ぐせが人生を決める」という本を読んだことがあります。例えば、「どうせ」の後には「ダメにきまっている」などの否定的な言葉が想像されます。

最近「大丈夫です」という言葉をよく聞きます。店員さん「レジ袋ご入り用ですか?」に対してお客様「大丈夫です」。大丈夫には何か安心感がありますね。

その本に書いてあったのが「起きたことすべてがいいんだ」で、究極の口ぐせであるとしてありました。

私は時々過去を振り返ることがあるのですが、くやしかったこと、恥ずかしかったこと、残念だったこと、バカなことをしたこと、などが走馬灯のように浮かんできます。ですから、「起きたことすべてがいいんだ」を受け入れるのは容易ではなかったです。

ところで、「過去は変えられないが未来は変えられる」という言葉があり、その逆で「過去は変えられるが未来は変えられない」と言う人もあります。

「過去は変えられる」は「過去の出来事は見方を変えられる」が正しいように私は思いました。ここで必要なのが、「起きたことすべてがいいんだ」と思うことです。それは何の根拠も正当性も無いかもしれませんが、そう思うことで心がすっきりして笑顔になるのです。「俺、バカばっかりして、まあいいか」などと。

なお、未来はまだ起きていないから「変えられない」の方が正解かなと私は思います。過去の反省点は今後に活かして、前向きに明るく生きるために「起きたことすべてがいいんだ」と思った方がいいかなと思っている今日この頃です。