ハガキでお客さんがファンになる

もう8年前のことです。何で知り合ったのか忘れましたが、神戸の阿川さんという外車の営業マンとお友達になり、島根まで何度もお話をしに来てくれました。そのお話の場を私が作ったのですが、彼はお客さんにひたすらハガキを送り、営業を全くせずに、「あなたから車を買いたい」と言われるようになりました。お客さんが彼のファンになったのですね。そのハガキはお客さんが読むと感動・感銘する内容で、冷蔵庫に貼っていたらそれを子供さんが読んで学校に持っていき話題になったそうです。ハガキは誰もが読めるのが利点ですね。

そのテクニックはすごいものでした。印象に残っている言葉として、「商品をPRするのであれば、その商品が生まれるまでの出来事を物語として紹介するといいですよ」人は物語に感銘するのですね。

さて、阿川さんがお客さんに送られていたハガキこそニュースレターだと思うのですが、阿川さんの口からニュースレターという言葉はありませんでしたし、私もその時点では知りませんでした、ニュースレターの存在を。

今は彼とはご無沙汰になっているのですが、多分現在は、営業のコンサルタントをされているのではと想像します。また機会があればお会いしてお話したいですね。そして、阿川さんとの出会いが今後に役立つといいなと思っている今日この頃です。